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1948年、ユダヤの人々は約束の地を手に入れました。
イスラエルの建国──。
一方、パレスチナ占領は、そこに住んでいた人々にとって屈辱の日々の始まりでした。
若きイスラエル軍兵士による日常的な侮蔑と嫌がらせ。
突然の軍事行動により、家族や財産を奪われる理不尽……。
そして“占領”は、イスラエル国民の精神をも蝕み続けています。
この度、映画「沈黙を破る」通して、我々に潜む“加害と被害”の両輪を見つめていきたいと思います。
どうぞお気軽にご参加ください。
〔プログラム〕
13:30 受付開始
14:00 挨 拶
14:10 開 演 (上映時間 130分)
16:20 休 憩
16:30 監督インタビュー by 坊主
17:10 平和法要と法話
17:30 終 了
会 場 経王寺(東京都新宿区原町1-14 )
定 員 60人
参加費 事前申込み1,000円 (当日1,200円)
申込み・問合せ アーユス(担当:枝木 tel03-3820-5831 e-mail mika@ayus.org )

〔映画紹介〕
2002年春、イスラエル軍のヨルダン川西岸への侵攻作戦のなかで起こったバラータ難民キャンプ包囲とジェニン難民キャンプ侵攻。カメラは、2週間にも及ぶイスラエル軍の包囲、破壊と殺戮にさらされるパレスチナの人びとの生活を記録する。
同じ頃、イスラエルの元将兵だった青年たちがテルアビブで写真展を開く「沈黙を破る」と名づけられた写真展は、“世界一道徳的”な軍隊として占領地に送られた元兵士たちが、自らの加害行為を告白するものだった。占領地で絶対的な権力を手にし、次第に人間性や倫理、道徳心を失い、“怪物”となっていった若者たち。彼らは、自らの人間性の回復を求めつつ、占領によって病んでいく祖国イスラエルの蘇生へと考えを深め、声を上げたのだ。
監督は、ジャーナリストとして20数年にわたりパレスチナ・イスラエルを取材してきた土井敏邦。数百時間にも及ぶ映像を、長編ドキュメンタリー映画として完成させた本作では、イスラエル軍がパレスチナ人住民にもたらした被害の実態と共に、“占領という構造的な暴力”の構図を、人びとの生活を通して描き出している。
時に絶望的に見える抑圧をしたたかに生き抜くパレスチナの人びと、そして、「祖国への裏切り」という非難に耐えながらも発言を続けるユダヤ人の若者たちの肉声は、「パレスチナ・イスラエル問題」という枠を越え、人間の普遍的なテーマに重層的に迫る。
→「沈黙を破る」公式ホームページ
〔監督プロフィール〕
土井 敏邦 (DOI Toshikuni) ジャーナリスト
1953年、佐賀県生まれ。1985年よりパレスチナ・イスラエルの問題にかかわる。17年間にわたって映像による取材を続け、「パレスチナ記録の会」とともに、2009年、『届かぬ声―占領と生きる人びとー』全4部作を完成させる。ドキュメンタリー映画『沈黙を破る』は、その第4部にあたる。
ドキュメンタリー映像『ファルージャ 2004年4月』のほか、NHKや民放で数多くのドキュメンタリー番組も手掛けている。主な著書に『占領と民衆―パレスチナ』(晩聲社)、『アメリカのユダヤ人』(岩波新書)、『「和平合意」とパレスチナ』(朝日選書)、『パレスチナの声、イスラエルの声』、『沈黙を破る―元イスラエル軍将兵が語る“占領”』(いずれも岩波書店)、『米軍はイラクで何をしたのか』、『パレスチナ ジェニンの人々は語る』(いずれも岩波ブックレット)など多数。
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